【11月14日 AFP】欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会(European Commission)は13日、検索大手の米グーグル(Google)によるネット広告会社ダブルクリック(DoubleClick)買収について、市場独占につながる可能性があるとして本格的な調査を開始した。
欧州委員会は「予備調査の結果、買収によって競争上の懸念が浮上する可能性が明らかになった」との声明を発表した。買収を認めるかどうかの判断を4月2日までに下すとしている。
同買収については競合する米マイクロソフト(Microsoft)や同検索大手ヤフー(Yahoo)、さらにはプライバシー擁護派から異議が挙がっていた。
グーグルのエリック・シュミット(Eric Schmidt)最高経営責任者(CEO)は、欧州委の決定について「失望している」としながらも、「引き続き欧州委に協力し、今回の買収が出版社、広告主、消費者のためになるということを示したい」と語った。
グーグルは4月、マイクロソフト(Microsoft)に競り勝つ形で、ダブルクリックを31億ドル(約3400億円)で買収する合意を成立させた。
プライバシー擁護団体は、グーグルがダブルクリックを買収すれば、グーグルが世界中のユーザーの個人情報をかつてない規模で手に入れることになるとの懸念を表明している。(c)AFP

